オーストラリアでのワーホリに期待する中で、費用はどれぐらいかかるのか、どれくらい必要なのか気になる人も多い内容です。
今回の記事では、ワーキングホリデーでのオーストラリア渡航に必要な費用や内訳について紹介していきます。
オーストラリアワーホリの概要についてはこちらの記事でまとめていますので、ワーキングホリデービザでの渡航をご検討の方はぜひ合わせてご覧ください。
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通称・ワーホリと呼ばれているワーキングホリデー制度は、海外で長期滞在でき、1つの国で1度しか使用できない貴重なビザで、就労就学、観光など自由度の高さが特徴です。
ワーホリ期間中の生活費や学費にどれくらいかかるのか把握することで、生活していくうえで必要な費用、節約できるところは節約できるように詳しく紹介します。
日本からほぼ南に位置するオーストラリアまで、距離にして約7,000km、中でも一番近い都市ケアンズまで時間にすると約7時間かかります。
環境がガラリと変わると費用がかかる場所や物価にも差が出てくるので、何にいくらくらいかかるのか知っておきたいところですね。
渡航前と渡航後にかかる費用から滞在費や学費まで、最低限必要なトータル費用とその内訳を説明します。
渡航前と渡航後のオーストラリアでのワーホリ費用として、アルバイトをしながらの滞在で最低100万円ほど必要になるのが一般的です。渡航先でアルバイトをしない場合は、倍の費用が必要になると考えてください。
アルバイトをしようと考えていたとしても、すぐにアルバイト先が見つからなかったり、アルバイトができない時のことなどを想定して、総額200万円は用意したほうが良いです。
渡航前にかかる費用 |
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渡航後の費用として生活費などがあげられますが、渡航前にもビザの申請や航空券の購入など準備に必要な費用がかかってきます。
何にどのくらいの費用がかかるのか、確認の方法も含め、ワーホリの事前準備について説明します。
渡航するには、ビザの申請が必要です。オーストラリアへのビザの申請金額は35,000円(2019年8月時点)かかり、渡航する国によっても変化します。このビザで、入国から1年間の滞在が可能になります。
ただし、ビザ申請費はよく変動することがあるので、最新の料金をチェックするようにしましょう。
渡航費は購入する時期やタイミングによって大きな差がでます。早割りを利用すれば安くチケットを購入できますが、ギリギリになってからの購入だとチケット代が高くなってしまうので注意が必要です。
オーストラリアまでの渡航費は片道約67,000円、往復で約10万~13万円ほどかかると考えておくといいですね。
海外保険は加入しておくことをおすすめします。費用としては年間15万~20万円ほどが相場で、高いと感じるかもしれませんが、いざというときに役に立ちます。
海外保険にも種類があり、ワーホリ向けの保険も存在しています。安くても補償がしっかりしているものもあるので、金額よりも補償内容をよく確認し、自分にあった保険を選ぶようにしましょう。
渡航後にかかる費用 |
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当然のことながら、渡航後は生活費や学費など日常生活を送るうえでの費用がかかってきます。他にも利用すると便利なサービスなどもあるので、参考にしてください。
初めてのワーホリなら、空港出迎えサービスを利用しましょう。慣れない土地での移動手段の確保は、想像以上に難しく、トラブルが起こりやすいものでもあります。
空港出迎えサービスは、安全に目的地にたどり着くために必要なサービスで、行き先や地区によって料金が異なります。金額を確認し、必要費用に入れておきましょう。
空港と滞在地区 | 費用 |
ブリスベン国際空港からゴールドコースト地区 | 230ドル |
ブリスベン国際空港からブリスベン地区 | 165ドル |
ゴールドコースト空港からゴールドコースト地区 | 165ドル |
ゴールドコースト空港からブリスベン地区 | 230ドル |
シドニー国際空港からシドニー地区 | 176ドル |
メルボルン国際空港からメルボルン地区 | 170ドル(深夜着の場合は190ドル) |
パース国際空港からパース地区 | 150ドル |
アバロン空港からメルボルン地区 | 245ドル |
オーストラリアの滞在をホームステイから始める人は少なくありません。滞在費として、毎月1,000ドル~1,200ドルが目安です。この費用の中に光熱費も含まれ、朝晩2食付き。Wi-Fiが付いている場合、別途Wi-Fi料金を請求される場合もあります。
料金は少し高めですが、その土地の環境を実体験することができ、食事の面倒も見てくれるので、初心者にはスタートが切りやすい環境です。
生活に慣れてきたらシェアハウスでの生活も良いものです。様々な土地の人々との交流ができるチャンスでもあり、シェアハウスの滞在人数によっては安く借りることができます。
1人部屋なら220~350ドル、2人部屋なら150~220ドル、4人部屋なら100~150ドルかかり、この料金は1週間の費用の目安です。
家の広さや設備、またロケーションなどによって料金が変動するので、部屋探しでは気を付けたいところですね。
海外での生活に通信費は欠かせません。1ヶ月あたり約4,000円~5,000円ほどかかるようです。ただし、オーストラリアの都市部ではパブリックWi-Fiが利用できる場所も多いです。そのため、SIMフリーの携帯電話を使用すれば通信量はぐっと抑えることも可能です。
オーストラリアでのワーホリで就学することができます。ただし、学校に通える期間は最大4ヶ月と決まっています。2ヶ月と4ヶ月学校に通った場合の学費や内訳を紹介します。
語学学校に2ヶ月間通う場合、総額20万円が目安になります。内訳は入学費15,000円、授業料18万円、教材費8,000円です。
語学学校に4ヶ月間通う場合、総額38万円が目安となります。内訳は入学費15,000円、授業料36万円、教材費16,000円です。
オーストラリアでの滞在期間中に必要な費用として200万円ほどあると良いと言われていますが、抑えられる費用はできる限り抑えたいですよね。外食を控えたり、ワーホリ先でアルバイトをするなど方法は色々あります。
日常生活でできることから利用するのにおすすめのプログラムなど、詳しく解説します。
スマ留のオリジナルプログラムです。語学学校に通いながら、ホームステイ先で週15時間、家事手伝いや子どもたちのお世話をすることで、12週間の宿泊や食事、Wi-Fiが提供されるシステムになっています。
その分、料金も抑えられますし、異文化交流も積極的に行え、日常会話での実践ができるので、ご学力向上にも繋がります。
ワーホリ期間中は就労も可能なので、アルバイトで費用をまかなう人もいます。さらに、日本食レストランなどの求人も多く、まかないで食事がつくこともあり、食費の節約にもなるのでおすすめの方法です。
外食すれば当然高い費用がかかります。自炊することで食費を節約することができ、滞在中にできた友人やホストファミリーに料理を教えてもらうことで、現地の料理を覚えることもできます。
1ヶ月の食費を1万円ほどで済ませることができれば上出来ですね。
ワーホリ中に日本のスマホやガラケーを使うと、海外の電波を利用して通信することができます。
ですが、海外で使用できるプランに加入していない限り、高額の通信費用がかかってしまいます。
ワーホリ前に日本で契約した携帯は解約するか、各キャリアで設けられている最低限の保管料を支払い、解約しないで済むように対策をしましょう。
携帯のSIMロックを外し、現地で格安SIMかプリペイドSIMを購入して差し込めば、現地でもすぐに使える状態になります。
ビザがおりて出発の日取りを決めたら、すぐに航空券を手配しましょう。安い航空券はすぐに売り切れてしまうので、各航空会社の料金や予約方法など確認して早めの購入をおすすめします。
オーストラリアでのワーホリの費用は、滞在期間中の過ごし方によって大きく変化します。ワーホリ前に総額でかかる費用が用意できていると安心ですね。
アルバイトをしながら節約生活を送れば、金銭面で困ることも減り、自炊を行って過ごすことで、現地の料理にも触れることができます。
現地の滞在場所としてホームステイやシェアハウスなど選択肢も多く、不安が多い人には、デミペア留学というプログラムもあるので参考にしてください。
費用を節約しつつ、賢くワーホリライフを送りましょう。
この記事のポイント |
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合わせて、ワーキングホリデービザの基礎知識や変更点などはこちらの記事でまとめていますので、ワーキングホリデーの取得を考えている方はぜひご覧ください。